甕缸鶏
こちらは甕缸(かめかん)で鶏を焼いたモノで、宜蘭の名物です。宜蘭ではこの甕缸鶏の店が結構あります。
特徴は何といっても名前の通り、この甕で焼くところにあります。
窯は熱々なので、近づきすぎると危ないです。あと、怒られます。
昔の記事で紹介しましたが、レンガの窯で焼く「磚窯鷄」も台湾の各地にあります。
どちらでも良いので、旅行でいらっしゃった方には食べていただきたいです。
「どちらでも良い」と言う理由は、どちらを食べようと、そんなに差が無いからです(ネタバレ)。
内装は店によって千差万別、ここのお店は規模が大きく、先進的な感じがしますね。
そして、こちらが鶏です。お腹いっぱい食べたいなら3人で1匹といったところでしょうか。
1匹600元(約2,100円)でした。安いのか高いのかは分かりません。
いつものように頭がついています。
あとは手袋を装着して……
バキバキに解体していきます。
魚を箸でバラすよろしく、この鶏の解体にもやはり上手いヘタがあるみたいで、ヘタクソがやると、食べきったと思っていても、まだまだ肉が残ってるなんてことがあります。
もの凄い量の肉汁がしたたり落ちてます。
脂肪の少ない部位はこの油に浸して食べるとウマいです。
鶏皮はパリパリで、コレを油につけて食べると、コレがまた、体に良いんだか悪いんだか……犯罪的においしいです。
付け合わせのタマネギがとてもおいしかったです。鶏のうま味とタマネギの甘味がベストマッチでした。
そこに塩胡椒を加えれば、それはもう主役級の味で、鶏にも負けません。
そして、多くの大人がこう言うのではないでしょうか 「ビールないの?」
あるッ!名産!台湾ビールッッ!!
好きなだけ飲んでくださいッッッッッ!
鶏はこのような感じです。
台湾語の発音がメチャクチャ難しくて、なかなか言えず、友達にバカにされました。釜にぶち込んでやろうかと思いました。
文字で表すなら「アngァーケ゚ー」みたいな発音……。
ただし僕の台湾語はクソザコなめくじなので、参考にしないでください。
(台湾語できる台湾人の方、教えてください)
おわりに
やはり旅行するなら、現地の食べ物は食べておきたいですね。
台湾は小さな島ですが、それぞれ特色の有る食べ物が各地にあるので、バンバン紹介していきたいところです。
なんてったって、食べ物系は記事にしやすいですし!
あ、そうそう、それで思い出しましたけど、高雄の食べ物ってめっちゃおいしいらしいですね。
これはワンチャン、高雄行って記事作るしかないですね!(宜蘭県、羅東駅前のワンワン。か、可愛いッ……!!)