どうもこんばんわ、ふぐでし。
今回は台北の心霊スポットとして有名な辛亥トンネルに行って参りました。
辛亥トンネルは、近くに火葬場、トンネル直上の山には墓地があることから、有名な心霊スポットとなっています。
「面白半分でそういうところに行くな」とは言いますが、何言ってんだか。
逆に面白なしで行く人なんているんでしょうか?
ぼくなんて、もはや面白全部で行きますよ。
もちろん夜に行く
今日は仕事が休みだという友達を無理矢理召喚して、一緒に深夜に行くことにしました。
日付が変わる頃まで、部屋で待機します。
こんなことに付き合わせて本当に申し訳ないと思っています(思っていない)。
さて、トンネルへ向かおうというとき、途中で突然の大雨。
今日の降水確率は20%だったのに……。
傘を買わざるを得ませんでした。
辛亥トンネルの通る道には、メトロの辛亥駅があります。僕も時々利用する駅です。
この向こう側は山で、墓地が広がっています。
メトロに乗ると、見ることが出来ます。
辛亥トンネルは文山区と大安区を結ぶトンネルで、非常に便利なため、交通量は多く、バスのルートにもなっています。
トンネルの入り口につきました。
雨の影響もあって、湿っぽい土のにおいがぷんぷんしますが、正直全然怖くないです。
友達「なんなら、ここ前は通勤で使ってたしな。」
では、入ってみましょう
トンネルの中の空気は僅かにヌルく、またホコリっぽいです。
トンネルは静けさに包まれていました……。
……と、思いきや
ぶおおおおおおおん!!!!
大量の車が。
深夜でもここの道路は交通量が多めです。
すっごくうるさい。まじうるさい。
謎の塗り替え跡。
下り線との接続通路。
換気のヤツ。
このトンネルの真上にたくさんの死体が眠っているんですね。チョット怖い。
衝突跡。
なんでこのストレートなトンネルでぶつかっちゃうんでしょうか……。
何かを避けてハンドルを切ったとか……?
ただ、文山区側のトンネルの出口が、このように左右に湾曲しているため、事故は誘発しやすいとのこと。
心霊スポットという情報が相俟って、よからぬ噂が生まれるのです。
文山区と大安区の往来、昔は山を回避して移動していたものが、トンネルのおかげで簡単に行き来できるようになりました。
大安区側の出口は光量がおかしい。ライトがギンギンです。
外側からとるとこんな写真を撮れちゃうくらいには眩しいです。あらやだ、爆発かしら。
大安区側にでると、トンネル外の壁に看板がついています。遺体安置、火葬、葬儀などを行うところですね。
それが、この施設。前衛的なデザインをしています。
さて、帰るとしましょう。
帰りは歌を歌いながら帰りました。
おわりに
……と、このように環境的には心霊スポットと言われても不思議ではないものの、地元民にとってはただの便利なトンネルに過ぎません。
ただ
- 心霊スポットで傘をさすと、その傘に霊が入ってくる
- 心霊スポットで歌を歌うと、霊がついてくる
と友達が教えてくれました。
それ先に言えや……
あと、左手首より先だけが、近くを走る車よりもブレているという謎の写真が撮れました。何でこんな写真が撮れたかはちょっと不思議で、怖いですね。
あと、実は騒音に紛れて複数人の男女が「アアアア……」とうめくような声が聞こえた気がしました。
そして今、メチャクチャ肩が重いです。重すぎて若干痛いです。今までに無いくらい。
……アア、オワッタ!
皆さん。面白半分で心霊スポットに行ってはいけませんよ。