【ひどい】勉強しない僕がHSK6級に合格した勉強法と試験当日の様子【参考にならない】

台湾留学

あけましておめでとうございます。ふぐです。

もう2月中旬ですね!

最後に書いた記事が昨年の12月5日でビックリしました。これが今年初記事です。

 

いやほんとすみません。気が付いたら時間が過ぎてました。ぼーっと生きてました。

 

と、こんな適当な僕でもHSK6級に受かったので記事にします!

ちなみに真面目に勉強しようとしている人には、ほとんど役に立たないと思います!




の前に、HSKってなんじゃ

ここにきている方なら大体わかるかと思いますが、HSKとは何か!

一言でいえば中国政府公認の中国語試験です。

1級から6級まであり、最も簡単なのが1級で、難しいのが6級となっております。

 

……順番がなあ、いかんのですよ。

 

普通1級が最難関でしょう!!

 

例えばどんな資格であろうと「1級です」っていえば、わかりやすいですよね?

でも「6級です」だとどうなるか?

「え……1級が上じゃないんですか?」「一番上って何級なの?」という会話が必須となります。

返事としては「6級が一番上です」という捕捉が必要となりますが、面倒くさいし、なんとなく恥ずかしいです。

 

脱線しました……。

 

ちなみに難易度(適当な個人的感覚)は

1級:日本人ならノー勉でもギリ受かるかも

2級:日本人ならちょっと勉強すれば受かるかも

3級:大学で中国語を真面目に受講してれば受かるかも

4級:大学で中国語を真面目に受講して、少しリスニング練習すれば受かるかも

5級:中国語が好きなら受かるかも、真面目に1年留学すれば余裕。

6級:なんか急に難易度上がる。5級と6級で飛びすぎ。5.5級が必要だと思う。

級が上がるごとに前の級の倍難しくなる感覚です。

ちゃんとした難易度を知りたい方はここから公式で確認して下さい。

勉強法

さて、最初にも言ったとおり、真面目に合格したい、高得点を目指したいという方にはおそらくほとんど役に立たないと思いますが、紹介します。

聞き取り

聞き取りは三部に別れていますが、僕は気にしませんでした。とにかく中国語になれることです。

YouTubeで中国や台湾のコンテンツを見まくりました。

あとは台湾人の友達と会話しまくったのも大きいかも知れません。

ついでに、留学している人向けのアドバイスとして、「やべえわかんねえ」とか「恥ずかしい」という経験をするとめちゃくちゃ記憶に定着します。

旅の恥はかきすてですし、外国人の言い間違いなんてなんともありません、どんどん積極的に行きましょう。ぼくはホームシックになって一瞬引きこもりましたけど!

読解

勉強法は中国語の小説を読みまくったり、中国語字幕付きのYouTube動画をたくさん見たりしました。

あと、アニメの無断転載。中国語字幕つきがち。

日本語を聞きながら見られるので結構勉強になりますよ(極悪違法視聴を勧める極悪ブロガー)

で、でも僕は台湾にいたので公式の字幕付きで見てましたからね!(必死)

読解は四部に分かれていますが、第一部の「誤りのある文を選択する問題(語病)」はメチャ難しいので、宝くじです。台湾人の友人や中国人の友人さえミスってたので、日本人かつ、やる気のない僕は当然のように、対策なんてやりませんでした。

試験時間もそんなにないですから、適当に埋めちゃいましょう。

4択なので、4分の1の確立であたります。それでハッピー十分です。

10問あるので、それをスキップできるメリットの方がデカいです。

作文

これは、台湾人なり、中国人の友達なりを作って、ひたすらLINEしまくるのが最も効率的かつ長続きします。自主的に中国語の文章作るのは僕には継続不可能です。地獄。

ただこれには注意があります。

試験の内容は10分間、文章(簡体字)を黙読して、35分間でその文章を400字程度に要約するというものです。

解答は繁体字でも簡体字でも構わないのですが、簡体字の方が圧倒的有利です。

繁体字を使う場合、記憶した文章を簡体字から繁体字に変換しなくてはならない上に、画数がメチャクソに増えるので、無駄に時間がとられます。ここら辺については後述しますね。

あ、それと、受験する人には言うまでもないかも知れませんが、ちゃんと文章のタイトルは書きましょう。1行目に中心揃えで書きます。

タイトルを考えて、その文字数にあわせて両端のマスを均等に開けるように計算するのが、ド文系の僕には一番難しかったです。

実際の試験のようす

試験は級ごとに分かれています。

いや~最難関の六級の部屋に入る優越感。最高だぜえ!

 

……とは思いませんでした。うけるだけなら誰にでもできますからね。

 

それよか六級の受験料が約1万円。高い。試験時間も長い。

それに僕はこういう資格試験には全く興味がなくて、このHSKも母親に脅されて仕方なく受験したんですよ。

22歳にして母親に脅されて受ける僕もマジで情けないというか、いろいろ残念ですが、そこはおいといて……。

とにかくやる気ナッシングでした。

聞き取り

試験の進行は中国政府公認試験なだけあって、入室にも免許証などの身分証必須となかなか厳格でした。

でも、リスニングはラジカセ。しかも音ちっさ!

しかしここは最初の段階で誰かが「音が小さくて聞こえません」といってくれたおかげで、なんとかなりました。完全に他力本願。他力本願寺。

ちなみに絶望的に集中力がない僕には連続35分のリスニングは無理でした。途中何度か「あ、やべ、聞いてなかったわ!」となりました。なんか意識がどっか行くんですよね~。

読解

六級といえど、読解はそんなに難しくありませんでした。

1年留学し、現地の先生に良いように翻訳作業をさせられたり、翻訳のバイトをしたり、そもそも授業が中国語だったりと、中文にまみれた僕には敵無しです。やったぜ。

 

と思ったのですか、ウソです、アレがありました。

初っぱなの宝くじパート。

 

宝くじ(誤りのある文を選択する問題)はフィーリングで適当に埋めました。

あ、そうそう、4択は最も正答である確率が高いのが3番目ってのは有名な話ですよね。

でも、僕はあえてマークシートを3番目のみでうめることはしませんでした。

 

……そう、あれは高校二年生の前期試験のこと。

早慶A判定の秀才のマサ君、彼はイケメンで成績も優秀でしたが、何を血迷ったか、保健体育の科目で「オレ、マークシートの解答を全部”C”にマークするわ!」と言いだしたのです。

彼は出席番号が僕の1つ前だったので、前の席に座っていたのですが、バーッとペンを動かしたかと思うと、テスト開始まもなくで眠ってしまいました。

そして回収の時に見えた解答用紙は、宣言どおり、解答欄が綺麗に一列の棒になっていました。バカですねえ!

 

その後、マサ君は試験返却時、体育教師に「マークシートは全部同じ解答にすると機械がエラーを起こして採点できない」と怒られていました。

 

というわけで、僕はそのエピソードを強く憶えていたために、解答全てを3番目にするということをしなかったのです。ありがとうマサ君!そして、もはや中国語全然関係ないね!

作文

正直、作文は余裕だとおもっていました。しかし、結果的には作文のみ芳しくない点数をとってしまいました。これにはいろいろと理由があるのです……。

まず試験官の凡ミス。

黙読時間は10分間のはずなのに、半分の5分で回収。

なんて適当な管理。ガバガバですね。試験官四人もいて誰も気がつかなかったのか。

会場はざわつき、1人の勇気ある女子の「まだ配布から五分しか経っていません。10分間じゃないんですか」という発言のおかげで再配布され、試験時間5分足して再開。

しかし、一度途切れた集中力はなかなか戻りません。連続10分と5+5分では全く別物です。

ぼくは、試験に受からないのは良いから、受験料返してくれないかなと期待しました。ダメでした。

 

そして、僕自身も試験官に負けない致命的ミスを犯しました。

HSKはマークシートという印象が強かった僕はなんと、鉛筆1本と消しゴム1個と鉛筆削りのみで試験に挑んだのでした。

こういうのを俗にナメたプレイ、ナメプと言いますが、今回は違います。単純にマヌケなだけでした。

ちなみに黙読時間はメモ禁止、筆記用具を持ってはいけません。

なので作文開始と同時に、マークシートの解答で丸まりきった鉛筆の芯を削るところからスタート。タイムロスかつ、ただでさえあまり頭に入ってこなかった文章の内容が、出て行く!

もう一つ、僕は繁体字を使うのが弱点でした。簡体字からの変換作業はそこまで問題ないのですが、繁体字は圧倒的に画数が多い!さらにタイムロス!

しかも、僕の武器は鉛筆1本のみ!画数が多いのもあって、もの凄い勢いで芯先が丸まっていく!簡体字なら鉛筆でも、画数が少なく、文字の密度も粗いので、多少太い線で書いても問題なかったでしょう。

しかし、僕は繁体字ユーザー。繁体字は画数が多い傾向にあるので、削れてない鉛筆では文字かつぶれてしまうのです!そのまま書くと、文字が思い出せなくて、適当に書いてごまかしたぜ☆みたいになってしまいます。

たとえば、僕の受験した問題文の登場人物には「尓」という字が入っていました。これは繁体字で書く場合「爾」となります。この一例だけでもおわかりいただけたでしょうか、芯がゴリゴリ減っていきます。

※簡体字と繁体字を混ぜると、減点になってしまいます。

というわけで、僕はまさかの作文を書ききらずに試験が終了してしまったのです。

 

誤回収事件で、黙読中に要約文を頭の中でまとめられなかったのが原因の1つ。

とはいえ、作文中盤には、要約文は完成していました、後はそれを書き起こせば良い状態にあったのです。

結局鉛筆1本で挑戦した愚かな僕が悪いのです。

 

世の中にはこんな有名な言葉があります。
ぶきや ぼうぐは かならず そうびしてください! もっているだけじゃダメですよ!
ぼくはもっているだけで装備を忘れました。

試験するのに筆記用具を忘れる人なんてそうそういないとは思いますけど、お気をつけください……。

さいごに

どうですか、参考になりましたか?僕が真面目な受験生だったら、このブログを最後まで読んでしまったことを後悔してたと思います。

さあ、受験生の方は読んでしまった(無駄な)時間を取り返しましょう!

 

あ、試験結果は非公開でおねがいします。満点じゃないし、マウント取りに来る人いたら怖くて漏らしちゃうので……。

でも、とりあえず合格目安の180点は超えています。

ボーダーラインを目安にふわっと言うと、聞き取り余裕、読解まあ余裕、作文あっぶねえ!

でした。

 

最後に一言

 

シャーペンを考えた人は偉いなぁ

ふぐを