【台灣咖啡】知る人ぞ知る三峽老街の名物たち【金牛角】

台湾グルメ

こんにちは、ふぐです。今日もね、ちょっと三峽老街についての記事なんです。

というのもふぐろぶ読者になってくださっている大学の先生が「三峽老街といえば、そこで飲んだ台湾コーヒーがおいしかった」と教えてくださったので、実際に僕も飲んで、皆さんに紹介したいと思ったわけです。

では、let’s go!




まずは台湾コーヒーをいただきましょう

今日は日曜日のお昼なので、人が結構います。

今回お邪魔したのは「芸來集」というお店。

日本語では「芸」と「藝」は同じ意味ですが、台湾では違います。繁体字(日本で言う旧字体)を使い続けているため、日本語ではごっちゃになってしまった漢字や、使われなくなってしまった漢字も、それぞれ現役で使われ、意味を持っているのです。

オシャレな店内。店内から見える外のレンガの街並みがまた乙なものです。

ここの店員さんは、ほんの少しだけ日本語が話せる方でした。僕が日本人だと知ると、「どこでも、座ってOKです」と日本語で接客してくれました。なんだか、とても暖かいお店です。

こちらは台湾コーヒーの豆。お店の人に頼んで撮らせてもらいました。フレッシュな感じで、ほんの少しだけ甘い匂いがします(コーヒーど素人の感想)

うちの店はコーヒーをサイホンで淹れるんだよ、と教えてくれました。

コーヒーとチョコレートケーキです。

素敵な笑顔を浮かべながら「どうぞ、おめしあがりください」と、また日本語で話しかけてくれました。これだけでもコーヒーがおいしく感じられそうです。

香りは控えめながらも、ふわっと甘く広がる感じです。
味は、苦味は控えめ。酸味がすこし強めで、赤ワインを連想させる感じです。(普段コーヒーを飲まない人間の感想です)

ケーキに合うコーヒーだと思いました。単体で飲んでも悪くないけれど、ケーキを食べながらの方が美味しく飲めるんじゃないかな、そんな感じがしました。

さて、座席に一人座りながら、ぼーっと外を眺めていると、天井からパタパタと音がすることに気が付きました。
向かいの店の店主はのんびりと看板を屋根の内側に運び、道行く人の一部は傘をさし始めたではありませんか。なるほど、雨が降ってきたわけですね。

9月の台湾、のんびりとコーヒーをすすります。

【↓音が出ます、13秒】

雨脚が強まってきました。パタパタだったはずの雨音はザーッといった強い音に変わりました。(雑音のようにに聞こえる音は、風切り音でも車の通る音でもなく、雨の音です)

スゴい。屋根から聞こえる音が轟音です。コーヒー屋の店員さんも大慌てで椅子を店内に運び入れます。

しかし、こんな大雨でも歩道にせり出す騎樓のおかげで、傘がない人でも外を歩けるのです。

そんな大雨の音を聞きながら記事の文章を考えていたわけですが、ふと気がつくと雨は弱まり、天井からの雨音もピタリとやんでいました

外に出ると、さっきまでの大雨が嘘のようです。濡れた地面だけが先ほどの大雨を物語っています。

しかし、さすが台湾。雨が降って多少涼しくなったといえど、少し歩けば汗が出てきます。アイスコーヒーを頼んだほうが良かったかな。
でも、口の中に残るコーヒーの香りが心地良いし、よしとしましょう。

それにしてもなんだか眠いです。コーヒーを飲んだのに眠い。台湾のゆったりとした時間の流れが眠気を誘うのでしょうか。



金牛角

焼肉か?と思える名前ですが、違います。パンのことです。

店員さん「日本人?そうよね、韓国人とは違うわ」

そう言われましたが、一体どういう意味なんでしょうか……。僕の場合、韓国人と間違えられることもそれなりにあります。

さて、買ったパンですが、このように牛の角に見えることから「金牛角」と呼ばれるのです。

なんで金かって?金色のパンってのがウマそうだからじゃないでしょうか(適当)。

このパンの端っこが、クッキーのようにサクサクしていておいしいのです。

中はふわふわなのですが、ぎっしりと詰まっていて、フワギッシリといった食感です(説明下手)。

塩の入っていない塩パンのような味と生地感だと思いました。

一度やってみたかったグルメ番組みたいな構図。手がベタベタになりました。

おわりに

僕にしては珍しくおふざけの足りない、優しい記事ができてしまいました。くっ、こんなはずでは。

コーヒー店は日本人1人で入っても全く問題ないです。いや、どこも問題ないのですが、気持ち的な意味でという話です。

そういえば、先輩がみんなとワイワイも良いけれど、1人で出かけるというのもとてもいいと言っていました。確かに、1人でコーヒーを飲む時間はとても穏やかで、心が落ち着きました。

友達がいないんじゃない。

オレは孤立している。あえてね。

 

のびしろですねえ!⚽