台湾のスシローで「うまいすしを、腹一杯」は難しかった

台湾留学

こんにちは、大学の課題と人付き合いを盾にブログの更新をサボっていたふぐです。

でも、そんな「大学の課題」や「人付き合い」のおかげで記事が思いつくのです。

 

……という嘘を今思いつきました。




やったぞ!今日の夜はお寿司だ!

今日はスシローにやってきました。前から気になっていたのでとても楽しみです(小学生並の感想)。

スシロー台湾。スシローは「壽司郎」とも表現します、読みは「ソースーラン」中華みたいな響きですな!

 

さて、お店には13時過ぎに到着しました。

なんで13時?晩ごはんにはメッチャ早くね?と思われた方もいらっしゃるでしょう。これにはちゃんとしたわけがあるのです。

待ち時間約165分

春休みのディズニーかな?

いくら祝日とはいえ、この混み具合は異常です。

結論から言うと、案の定、これ以上に待つことになり、夜になりました。

~夜~

イラッシャイマセーとニホンゴで挨拶されます。日系の飲食店は大体、イラッシャイマセーです。

日本のスシローとの違いがほとんど分かりません。

なぜか中国語表記の方が小さく書いてあります。日本産米という表現は新鮮な感じがしますね。

日本のスシローは100円が基本で、150円もあるというスタイルですが、台湾のスシローは40,60,80元とそれぞれ分かれています。

大体で日本円に直すと150円、220円、290円といったところでしょうか。

……高く感じるなぁ

タッチパネルでも注文ができます。

タッチパネルで注文した商品は上のレーンを走って運ばれてきます

結構速度は速いです↓

べらべら説明していても仕方ないので、寿司の方を見ていきましょう

これはエビです(真理)。

これを食べたときに感じたこと、それは、日本の寿司とほとんど違いがないということです。とても嬉しいですね。

若干酢飯が甘く感じるものの、ほぼ同じと言えます。

ふぐ
うわ~、味が同じとか、記事にするとき1番困るやつ~

そう、嬉しくても”日本と同じ”がブログ的には1番困るのです。

これはマグロです。おいしいです。

……僕はもうあきらめました。味については日本のスシローで食べれば分かることなので、写真貼りながら適当なこと話します(淡水の紹介記事の悪夢再び)

これは、アジ。漢字は鯵、中国語は竹筴魚。グッドなアジ(激うまギャグ)

この白い皿は60元です。つまり220円相当。ヤバい。60元あれば鷄肉飯っていう台湾料理が2杯食べられるんですよ?

初任給が日本の約1/2の台湾で、日本の2倍強の値段でスシローを楽しむのです。

高すぎますよーッ。

日本のスシローのキャッチコピーに、「うまいすしを、腹一杯」ってありますよね。

でも、台湾でそれを言うと、スシローがただの守銭奴にしか聞こえなくなりますな!



あ、そうそう、タッチパネルは日本語にも対応しています。

ほら、こうすれば、景色がほとんど日本ですよ。うん、ここは日本。

何も注文していなくても、厨房が忙しくなるとこの画面になります。

厨房の台湾人キレてそうなんて思いました。

ぼくも、飲食店で働いていた頃、忙しいときに、「なんで鶏肉のステーキが3つも入るんだよおおあああ」とか、「グラタン作るのめんどくせええええ」みたいな感じで発狂していました。

イカ(150円)。日本人の金銭感覚に直すと300円相当でしょうか。

日本で100円寿司のイカを、300円で売るようになったら世紀末を感じます。

これは、パクチーエビ。ゾッとします。

禍々しき緑の葉っぱ。

記事のネタに困っていた僕はとってしまいました……。

まじで、オエってなるんですよパクチーは。

グロ画像。

予想通り、かなりえずきました。えなりかずき。

……ブログだと全然伝わりませんね。でも、そんなこと言ったってしょうがないじゃないかぁ。

もう半分は友達に押しつけました。台湾人はパクチー好きだろ?(偏見)という言葉とともに。

 

あれ?普通のエビは40元。パクチーを載せたエビも40元。

パクチーの価値は0元。

パクチーに価値はない

 

読者の皆さんに「こいつ最安の皿ばっかりとってる」と思われるのはイヤだったので、見栄を張って大トロもとりました。

1貫で300円。

ところで大トロって、脂すごいですよね?

じゃあ、わさびを追加してさっぱりさせようという話になるわけです。

そしたら、親切な台湾人がすでにわさびを用意してくれていました。

バカなの?

誰だこんなたくさんとったやつ。なんで使いもしないわさびを4つもとってしまったの?

分かりました。私が責任を持って食べましょう。とりあえず全部のせておけば誰も文句言うまい。

やばいすしを、腹一杯。

涙がいっぱい出てきました。

締めの大トロのつもりでしたが、締めのわさびでした。

大学生らしいアホっぽさがたまりませんね。ゆるさん。

おわりに

ドリンクバーも60元で使えます。僕は頼みました。でも、遠くてめんどくさくなり、2杯しか飲みませんでした。(台湾ではコーラ500mlが30元)

値段は440元(約1,600円)でした。

お腹いっぱいにはなっていません。そう考えるとやっぱり高いなあ。

それでもあれだけ多くの台湾人が並ぶのですから、スシローはかなり良いお店なのでしょう。

でも、僕はもう日本に帰るまで行かないと思います。

スシローを日本で食べられるのは勝ち組です。

というわけで、台湾スシローでした。日本では「スシローは安い」というイメージしかありませんでしたが、台湾に来て「スシローは高い店」というイメージに変わってしまいました。

 

財布も腹も減るばかり!