こんにちは、ふぐです。先日、台湾で出会った日本人の方が「台湾の夜市のにおいがどうも苦手だ」と仰っていていました。
えええ?夜市のにおい苦手なの!?
……とはなりません。正直なところ、その気持ちはとても分かります。あのにおいは日本ではそうそう嗅がないにおいですから。僕はそういったにおいをまとめて「台湾のにおい」と勝手に呼んでいます。
しかしそうはいってもせっかく台湾に来たのだから、何かしら台湾っぽいものを見ていった方が良いと思いまして、今回は台北地下街をちょっとだけご紹介します。
台北地下街
この地図の「Y區」が台北地下街となっており、長さが825メートルもあります。
雰囲気はどこの地点もこんな感じです。この左側にも同じ幅の道が並行しています。このまま歩き続けると、メトロの北門駅という別の駅まで行くことができます。
このように所々で左右の道を行き来できるようになっています。
立ち並ぶ店の種類は、スマホグッズ、宝石、日本のアニメグッズ、ゲーセン、服、鞄など様々です。
また飲食店もありますが、地下にあるという性質からかにおいのきついものはありません。
鼎記というお店
今回おすすめしたい店はこちら
Y17口の近くに鼎記という牛肉麵の専門店があります。赤色に染まった店です。台湾だけどアカ。
麺は8種類から選べます。麺の種類による値段の変動はありません。
僕は寬麵が好きです。山梨名物のほうとうのような見た目ですが、食感は愛知の味噌煮込みうどんのうどんみたいな食感です。つまりは少し硬めで、ちぎれやすいということです。
飲み物はこちらの二つが飲み放題。どっちも甘いです(不満)。
紅燒牛肉麵
唐辛子が少し効いた牛肉麺ということです。激辛ではありません。ピリ辛です。よく、辛いものを「全然辛くないよ~」という人が居ますが、僕はそういうタイプではありません。
味は油や塩気が少なく、あっさりしていながらも唐辛子の辛さと牛肉の旨みが出ているので、容易にスープを全て飲みきることができます。とても健康的な感じがします。
野菜はパクチーではなく特に味のついていない青菜です。
清燉半筋半肉
こちらは辛いのが苦手な人向け。「清燉」という文字からも察せられるとおり、淡泊な味で唐辛子成分が一切なくなっています。また、半筋半肉とは、牛すじと牛肉が半々で入った牛肉麵ということです。
麺は拉麵を選択。つまりラーメンですが、これ、ラーメン?
スープが焼肉屋のわかめスープ並にあっさりしているので、麺は細めのものをえらんだ方が良いです。
台湾フードの中ではかなり「台湾のにおい」が薄いものだと思います。
炸雞
中国語ができない人でも、このブログの読者さんなら「ああ、また揚げた鶏か。こいついつも揚げ鶏食ってんな」と気がついたかもしれませんね。
味は濃くありません。まあまあうまい唐揚げですね。
「台湾のにおい」はありません。……多分。
皮蛋豆腐
ピータン豆腐という料理です。
もう名前からして気になります。ピータン+豆腐。果たしてどんな料理なのでしょうか!!
なんだこれは!
これ、ピータン豆腐ってか、「ピータンと豆腐」じゃねえか!!皮蛋和豆腐じゃん!!!
豆腐はもう日本でもおなじみの冷や奴と同じです。けど、豆腐が絹と木綿のハーフみたいな食感でなんとも言えない感じです(褒めていない)。
ピータン。以前に台南の花園夜市でも食べましたね。
あのときは暗くてよく分からなかったのですが、今こうしてみると結構ヤバい見た目していますね。
そして、あのときは暗くてよく分からなかったのですが、今こうして食べてみるとクセのすごいゆで卵みたいな味しています。
友達が食べるとえずくと言っていたのですが、なんとなく分かりました。かなりえずき。
おわりに
台北地下街より料理を紹介してしまいましたね……。
台湾の夜市が苦手な方は代わりに行ってみてはいかがでしょうか。
夜市-台湾のにおい+近代化→台北地下街
そんな気がします。異論は認めます☺
とある知り合った日本人から、「僕は今、台湾において台湾食を全く食べないでモスバーガーばかり食べてやり過ごしている」という話を聞いてメチャクチャ笑いました。
確かに「台湾って料理美味しいよね~」という人の7割は台湾エアプだと思います。残りの3割は完全にお口に合ったのでしょう。恭喜恭喜。
美味しいものは美味しいのですが、決して「料理の美味しい国」としては成り立たないなと思います(←個人の感想です、個人の感想です、個人の感想です、這是我個人的觀感)
でも、台湾めっちゃ良いとこ、1度はおいでませ!
(追記)
まあ、僕は飽きた。日本イイトコだね