温泉で有名な新北投に行ってきたので写真付きで北投の闇歴史を紹介します

台湾留学

どうも、こんにちは、ふぐです。

今回は予想通りなあいにくの雨の中、新北投に行ってきました。

この新北投という地はなかなか面白い場所で、日本統治時代、台鐵運営、メトロ運営、と様々な面から面白い歴史があります。

特に、台北メトロを利用する人や、鉄道に興味がある方には特に面白いンじゃないかなと思います。




温泉の話

日本統治時代に北投の辺りが温泉街となりました。兵隊さんが英気を養うのにもよく利用されていたのだとか。

 

は~、これがかの有名な北投温泉か!

といいたいところですが、ぶっちゃけ僕は温泉ごとの違いがよく分かっていません。

草津だろうと北投だろうと温泉は温泉じゃないの?というど素人です。

北投の温泉も入りましたが感想は「熱いな!」だけですね。

ゆで卵の煮汁と温泉を見分ける自信も有りません。

近くにあった温泉博物館には、「旧温泉博物館の壁材」としてうやうやしくショーケースに保管・展示されていました。

 

おばあちゃんちのキッチンの壁じゃん。

 

はい。温泉の話は終わり。

台湾鐵路の話

さて、新北投は1916年から台鐵が線路を引いて運営していました。

左下の鳥は関係ない人がバッチリデカく映り込んだので、つけただけです。

これが復元された駅舎。

柱も梁もないのが特徴です。和洋折衷の建築様式なのだとか。

うん、タイルは無理でも、こういうのの素晴らしさは理解できます。

採光のための円い窓も特徴で、牛の目窓と言われます。コレは当時のもの。

釘を使わない、木組みの仕組みを理解するための展示コーナーがありました。複雑過ぎて理解するに至りませんでした。

宮大工さんはすごいなと思いましたね。僕ならセメダインとか使い始めますよ。

当時の椅子やデスクもありました。触るなと書いているのにガンガン触る人々と、それを特に注意しない係員。ユルい。

軌道を越えるな。

つまり、線路を渡るなということでしょう。

うん、危ないですもんね。死んだらおしまい、結婚できない。

灰皿とゴミ箱。あまりに自然に置いてあるのでホンモノのゴミ箱と間違えそうです。

これのレプリカを作って、実際にゴミ箱として利用したらウケそうだなと思いました。

木製の線路と車両。車両は単純な木のブロックで、車輪も特になく、線路とは噛み合いません。

小さい子ども向けに見えて、案外大人向けな感じのする謎のコーナー。

 

と、復元された駅舎はなかなか面白いです。

実際の路線はメトロ切り替えのために1988年に廃線となってしまいました。

メトロのお話

台北市民、観光客の足として活躍する台北メトロ。路線の切り替えや乗り入れの変更を繰り返し、現在の形に至っています。

ちなみに、僕は移動にはバス(公車)派です。

さて、そんなメトロは新北投にも行くのですが、コレがまた特殊なのです。

新北投はメトロの本線上にはなく、支線となっています。

その名も新北投支線。そのままなネーミング。

北投駅で新北投支線に乗り換えます。

新北投支線の路線図。

たったの2駅。北投駅と新北投駅しかありません。

しかも距離は僅かの1.2㎞。まあ、メトロは本線も支線も台鐵の路線を継承しているので仕方ないですね。

さて、これは新北投から北投へ発車する電車を見送っているところですが、なにか違和感がありませんか?

そう、僕が立って撮影している場所がホームの端になっているのです。

向こう側にも、電光掲示板があって、階段もあるのに、行くことは出来ないのです。

実は、新北投駅はこのような構造になっているのです。

元々、新北投支線は本線にも直通する6両編成の列車が走っていたのですが、新北投支線の沿線住民が

電車の音がうるさいんじゃあアア!

とブチ切れまして、テレビが線路に投げ込まれたこともあるのだとか。

そこでメトロ側が、大急ぎで防音壁を設けて、さらに、3両編成の車両しか走らせないように変更しました。

その結果、ホームは北投駅も新北投駅も6両分あるのに、車両は3両編成というおかしな路線となりはてたのです。

そして、ホームドアは最近になって整備されたものなので3両編成分しか設置されていないという次第です。

 

極めつけは沿線住民への配慮として、最高速度が25㎞/hという鈍足さ。

僕が走った方が早いよ。

おわりに

と、歴史は長くも紆余曲折あった新北投開発。

温泉の方は街全体をあげてなかなか経営が上手くいっているようです。

まあ、温泉だのワインだの僕はよく分かりませんが、楽しければOKです!

 

メトロの新北投支線に乗るときは激動の歴史を是非感じていただきたいものです。

皆さんはどんなに気に入らないことがあっても、テレビを投げるのはやめましょうね。