僕は携帯を落とした。
携帯とは、自ら落ちるものではなく、何らかの原因によって落とされるものなのだ。
そう、僕が携帯を落としてしまったのである。
また、その回数は1度や2度なんてレベルではない。
そして、落とされ続けた携帯はついに限界をこえて
壊れた。
Xperiaは死んでしまった!
このマヌケ面(ぼく)が右手に持つ、ソニーのXperiaは何度も落下を繰り返すことにより、画面の上半分が反応しなくなってしまった。
それでも僕は頑張って使っていた。
しかし、さらに落下を繰り返すことによって、充電も不可能な状態となってしまった。
僕は自分の愚かさと重力を恨んだ。
重力があるからモノが落ちるし、
お年寄りは膝を悪くするし、
女子は体重計にのって悩む。
そして、僕は新しい携帯を買わなくてはいけなくなるのであると。
Zen Phone Live
というわけで、買ったのがこの台湾のメーカーASUSの発売するZen Phone Live
←詳細はここで見るのじゃ(罠)
ちなみに、台湾で買うと日本の5分の3くらいの値段で買える。
さすが、現地で買うだけのことはある。
カメラ機能はショボい。
付属のイヤホンは友達が欲しいというのであげてしまった。
しかし、よく考えれば、付属品をタダでもらって行くなど相当面の皮が厚いヤツだなあ。おおん?台湾人?おおん?
左から、新しい携帯、壊れた携帯、主力機。
さて、ぼくの日本の携帯は、SIMロックがかかっているので、台湾で生活するためには、わざわざ別の携帯を買わなくてはならない。
一方、台湾での携帯事情はというと、携帯にSIMロックがないばかりか、通信は使い放題が基本で、しかも日本より安い。
でも、いくら台湾での通信費が安くたって、端末を2度買うとなると、結局なんとも損な話である。
ところで、端末といえば
こいつらは携帯というよりはスマホといった方が正確か。
ということなら、これからは、新しく買った携帯のことをスマホと呼ぶことにしようじゃないか。
スマホと呼ぶと、なんだかこう、落としてはいけない感じがあり、とても気をつけるようになると思う。
思えば、鉛筆なんかはよく落とすが、万年筆は落としたことがない。
結局、落とすかどうかは意識の問題なのだ。
もちろん、携帯だって落としてはいけないけれど、携帯とスマホだと、落としたときの「やっちまった感」に、DSとPSPくらいの差がある。
「スマホ」は貴重品であり、道具である以上は大切に扱うべきという意識を持たなくてはならない。
重力のせいにするなどもってのほかである。
だから普段から「スマホ」を意識するんだ。
スマホスマホスマホスマホ……。
うん、僕は反省した……。
「スマホ」は本当に落としてはいけないのだ。
落としさえしなければこうして無駄な出費もしなくて済むわけだし。
もう同じ過ちはしない。
そう、この「スマホ」という言葉とともに……。
あ、でも僕、普段はスマホのこと手機(中国語)って呼ぶじゃん。
そして、僕はさっそくスマホを落とした。