こんにちは、ふぐです。皆さんはホラー映画やお化け屋敷などでビビるタイプですか?僕はめちゃくちゃビビります。めちゃくちゃビビりなんです。
どれくらいビビりかというと、ホラーゲームの実況動画のビックリシーンで失神しそうになるくらいにビビりです。
そんな僕が、ある日悪魔的発想を思いついてしまいました。
お化け屋敷って、周回すれば怖くないんじゃね?
ということです。
僕は本当にお化け屋敷が苦手で、ほとんど行ったことがありません。
でも、克服したい!ホラーコンテンツをビビらずに楽しんでみたい!
はい、今回はお化け屋敷に行くことにしました〜!
東京ドームシティに怖いのがあるみたい
東京ドームシティにある「怨霊座敷」というお化け屋敷に行くことにしました。
なんと、今の東京ドームシティは、学生ならば15:00以降、1,200円でどんなアトラクションでも合計3回利用することのできるチケットを買うことができるのです。
ということは、このチケットを買えば、1,200円で3回もお化け屋敷に入ることができるわけです。
戦いの前の腹ごしらえにポテトを買いました。ちなみに、このサイズで350円。安い。
チケット購入
学割チケットは、チケットカウンターから購入します。
今回は、アシスタントとして「タツ」君が参加してくれることになりました。
というわけで、2人分購入です。
1人でお化け屋敷に入らないで済むだけ、怖さもまだマシかもしれません。
しかし、世の中の怖いもののたとえに、「地震、雷、火事、親父」という言葉がありますが、僕の場合は、
「幽霊、幽霊、幽霊、幽霊」です。
この時点で、すでに企画を中止したくて仕方ありませんでした。
怨霊屋敷へ
以下はお化け屋敷のネタバレに繋がる表現があるため、閲覧はそちらをご了承の上お願いいたします。
いやいやながらも、お化け屋敷の入り口へ
遊園地にあるあるな雰囲気のお化け屋敷の入り口ですね。めっちゃイヤだ帰りたい。
どんなお化け屋敷?
この屋敷に出るオバケは「夜雨子(ようこ)」という名前です。ちょっとキラッとしたネーミングですな。
夜雨子がどんな人か軽く説明します。
彼女は生前、婚約している彼氏に白粉(おしろい)をプレゼントされ、喜んで毎日塗っていました。
しかし、ある日、彼氏の浮気相手が夜雨子の白粉に蛾の鱗粉(りんぷん)を混ぜ込みました。
そのせいで、夜雨子の顔はただれてしまいました。
鱗粉のことに加え、浮気の事実も知った夜雨子は彼氏に問いただします。
しかし、彼氏はそんな夜雨子を足蹴りしまくり殺したあとに、浮気相手と一緒に家の床下に埋めてしまいます。
(生きてる人間のほうが怖いね!)
しかし、そんなことをしたせいで、夜雨子は怨霊と化し、家に怪奇現象を起こします。
そこで、彼氏と浮気相手はその家を売り払い、事情を知らない、よその家族に売り渡します。
その後、家を買ったその一家は皆おかしくなってしまいました。
え、無関係のなのにめっちゃかわいそうやんけ。
このことを受け、まずいと思った彼氏と間女の二人は、夜雨子の呪いを解こうと、再び売り払った家に入ってゆくのでした。
浮気して、逆ギレして彼女殺すようなやつなのに、謎の正義感がありますね。
提示されたクリア条件
夜雨子のただれた顔に、パフで「薬」を塗ってあげればいいらしいです。えー、顔に触るとかめっちゃ怖いんですけど。
1周目
お化け屋敷の外観です。うおお、オバケが7人もいる。夜雨子に限らず、いろんなやつに恨まれているようだな!
初見です。ビビリな僕にとって、驚かされるとわかっていて進むのには勇気がいります。
1枚を係員さんに渡し、入場後、手元に残るチケットは2枚。
お化け屋敷の中は撮影禁止のため、文章と「いらすと」のみでお楽しみください。
インターホンを押して、玄関から入っていきます。
もうどこから何が出てくるかわからないので、僕はいっぱいいっぱいです。姿勢を低くして、できるだけ地面を見つめながら歩きます。FPSゲームで、しゃがむキーを入力したような状態で進んでいきます。怖くてさっき食べたポテト吐きそう。
屋敷を進んでゆくと、書斎にたどり着きました。
そこに、夜雨子はいました。この夜雨子の頬に薬を塗ればいいわけです。しかし、僕は薬を塗った途端に、なにか怖いことが起こるのではと、ビビりまくり、薬を塗れずにいました。
結局それを見かねたタツが、代わりに夜雨子に薬を塗ってくれました。なんて情けないのかしら、僕!
薬を塗り終わると、夜雨子は「ありがとう」と言ってこちらを向き微笑みました。僕は夜雨子が急にこっちを向いたので、めっちゃビビりました。
ただ、結局向こうから仕掛けるびっくり要素はなかったため、僕は安心しきっていました。
しかし、次の部屋に移ったとき
「ヴァアアアアアアアアア!熱い!焼けるようだ!また騙したなあああああぁ!!」
という夜雨子の叫び声が聞こえてきました。「また騙した」なんて言われても、なんの話かわからないんですけど!!
思わず後ずさると、後ろから、顔が血まみれの夜雨子が飛びだしてきました。
「ああああああああああ!うおあああ!!!おああああああああああ!」
と再びお化け屋敷に叫びが響き渡ります。これは、僕の叫びです。
どうやら、夜雨子の激おこモードが発動してしまったようです。夜雨子から逃げるように屋敷を進みますが、行く先々の部屋でびっくりトラップが発動してゆきます。怖い!怖いよ!
僕は恐怖に震え、しゃがみ前進をしながら、叫び続けました。
今考えると、成人男性である僕がギャーギャー叫んで怯えているところを、お化け屋敷のスタッフさんたちに見られていますよね。これはなかなか恥ずかしい!
最後はオバケに追いかけられたので、僕はスプリンターと化し、タツを後ろに置き去りにして、汗だくでお化け屋敷を飛び出しました。