こんにちは、台北生活でホームシック気味のふぐです。
さて、今回の記事は大衆向けの記事ではなく、ブログ運営をしている方向けの真面目な記事です。ご了承ください。
今回のテーマはタイトルの通り、「グーグルアナリティクスから7,500円分の広告クレジットを進呈いたします」というメールについてのお話です。
このクレジットとは、広告のためにだけ使えるお金のことを指します。現金化はできません。
つまり、グーグルは「広告のためにだけ使えるお金をあげるよ」と言ってきているわけです。
しかし!
いまから、そのプロモーションコードを使おうとしている方はちょっと待ってください!既に申し込み済みの方も、この記事を読む前にいったん広告の配信を停止してきてください!
そのキャンペーンは無料じゃない!
そう、どこを読んでも無料キャンペーンにしか読めないのに、そのキャンペーン、有料です。知っていましたか?
結論から申し上げると
広告費は必ず払わなくてはならず、プロモーションコードで広告費を相殺することはできない
ということです。
なぜ”無料じゃない”と言い切れるかというと、グーグルの人がそう言っていたからです。
つまり、なんと文句を言おうが、広告を打ち出したという事実がある以上、広告費の支払いは免れません。
今回の記事で言いたかったことはここでおしまいです。
ここからは詳しい経緯や騙された流れを書きます。
僕も騙された!!
何を隠そう、ぼくはそのキャンペーンにほいほいと乗っかって騙された人間の1人です。
「いやいや、そんなん君の見方が悪いんだろwww」という方のために解説を入れようと思います。
まずメールが来る
まず、突然シンプルなメールが来ます
スマートフォンのスクショでお見せしましょう。
本文は基本これだけです。
プロモーションコードとはこのキャンペーンを適用するために入力する暗証番号のようなものです。
ただし、下に小さく薄文字で利用規約が書いてありました。
7項目あるので、簡単に説明させていただきます
- 支払い請求先は日本にあること
- 期限までにプロモーションコードを入力すること
- 特典を得るために、広告を実際に掲載すること。31日分の実際にかかった広告費がクレジットとしてもらえる。
- 2と3の条件を満たしていれば、満たした日から5日以内にクレジットがもらえる。
- クレジットは、広告費として利用できる。プロモーションコード入力前の広告費用に充てることはできない。(コードを先に入力してから、広告を掲載しろということ)
- 広告費がクレジット額を超えても、特に通知はしない。(超えた分は自腹)
- 費用は支払いをちゃんとして、信用される状態でないと、特典は得られない。
これらの薄~い文字の規約を読んで最も気を付けねばならないと思ったのは5番でした。
先にコードを入力して、その後に広告の掲載を開始しなくてはなりません。
そして、6番の内容。
「クレジットを超えた分は自腹となる」と記載されています。
すると、読み手は「今回のキャンペーンなら7,500円を超えないように注意しよう」と思うわけです。
実際に適用
実際プロモーションコードを入力し、ふぐろぶの広告を掲載してみることにしました(悪夢の始まり)。
プロモーションコードの入力は成功し、グーグル広告の画面には「獲得した金額 \○○(円)」というようになっていました。そして、この金額は広告を乗せれば乗せるほど増えていきました。
これを見て、僕は「あと31日間、合計7,500円を超えないように広告を掲載すれば良いんだな」と思っていました。
今日の出来事
なんとクレジットカードから7,000円近い引き落としが!
僕は台湾に留学中なので、そんな大金を使う機会はありませんでした。焦って請求者を見るとグーグルの文字が。
心当たりのあったグーグル広告を急いで精査することに。
しかし、どこを見ても手続のミスは見当たらず、プロモーションコードのページも「有効」となっています。
え?じゃあ、なんで引き落としが発生しているんだ??
そう、プロモーションコードは「広告費を支払った場合、7,500円までなら、同じ金額のクレジットをあげる」というものだったのです。
そして、この事実を知った今、もう一度支払いに関する要項を読み返してみました。
あー、なるほどね。
やっぱり納得いかない。
だいたいこういう手のものは、見落としや理解不足に後から気づいて反省するものですが、今回ばかりはそうはいきませんでした。
正直、これは錯誤を狙っているとしか思えません。同じメールをもらった人ならばそう思うでしょう。
誤解をなくすなら、僕がさっき書いたように、「広告費を支払った場合、7,500円までなら、同じ金額のクレジットをあげる」という文章をを今すぐ採用するべき!おい見てるかGoogle貴様ァ!
とにかく、僕は不本意ながらも広告費を払う羽目になってしまいました。
まとめ
グーグル広告は無料でお試しできるわけではない
超重要です。これからそういうメールが来るブログ運営者の方もいると思うので、本当に注意してください。
たしかに、事情を知った今なら理解できます。
しかし、期限付きであんなメールが飛んできたら、飛びついてしまうのが人の性だと思うのです。
正直グーグルのこのやり方には失望しました。
グーグル広告、マジで○○です。
同じ被害に遭う人がこれ以上出ませんように!!!!
それでは、また!