ルサンチマンの興りを以下に記述します。
人間には強者と弱者がいます。
そして、弱者はなにをやっても弱者です。
この世では努力すれば誰でも強者になれますが、弱者はそんな努力はしません。
そんなんだから、弱者はずっと弱者のままです。
そんな弱者ですが、努力をしなくても、強者に対抗したい!と思いました。
結果、弱者はとんでもねえ理論を作り出しました。
それが
「弱者は強者よりも偉いよ!」という理論です。
どうしてそうなるん?
それは、弱者は質素な暮らしをしており、強者が求める地位や名誉も欲さない善人だから……。
という理屈から来ています。
弱者は仕方なく追い込まれたはずの自分の生活状況を、理想であり善であるとして自己肯定をしたんですね。
そして、「強者は弱者の上に立ち、強欲に地位を欲するから悪なんだ!!」と
この自分たちが善だという”都合の良い道徳”に弱者はドップリと浸かります。
弱者はこの道徳を信じ込み、強者になる努力を全くしなくなります。
彼らの道徳の中では強者は悪だからです。目指す必要がないのです。
この道徳を取り入れることで、自己肯定感を保っているため、弱者達はこの道徳から抜け出すことは出来ず、永遠に強者に支配され続けるのです。