どうも、ふぐです。
僕は台湾留学をする前に、費用はどれくらいかかるのかということがもの凄く気になっていました。
気になりますよね。通貨も物価も違う国での生活、想像もつきません。
でも、実際ネットで調べてみるといまいち分からないんですよね。
実家暮らしをしている台湾人の友人たちに、1ヶ月の食費を聞いてみたら、安い人は4,000元(約14,400円)、高い人だと10,000元(約36,000円)以上という回答。
全然参考にならない……。
というわけで今回はどんな生活をしたら、どれくらいお金がかかるのかを項目ごとに分けて具体的に書いていきます。
1番しんどいのが家賃
節約しようがなく、家にいようといまいと、毎月きっちり持っていかれます。
生活費の多くを占めるのがこの家賃です。日本も同じですね。
つまり、家選びは今後の留学生活においてかなり大事なものとなってきます。
台北市は家賃が高い
コレは引っ越したばかりの時の我が家。
台北市、18坪で家賃11,000元(約40,000円)です。コレは立地を鑑みてもチョット高いです。
台湾人と世間話で家賃の話になったときは99%「高いね!」と驚かれます。
他方、台南に住んでいる知り合いは家賃が4,000元(約14,400円)です。うちに比べて1/3近く安いです。
そして、台北市の周りをぐるっと囲むのが新北市ですが、そこら辺に住むならば、かなり家賃を抑えることができます。
ただし、台湾では通学定期券というよりは学割運賃でのることが一般的なので、一般よりは安いものの、乗れば乗るほどお金がかかります。
交通費とのバランスを見ながら家の場所を決めると良いでしょう。
食費は大きく変動する
食費も生活費の多くを占めますが、コレは生活習慣や過ごし方で大きく変わります。
また、台湾では外食が普通で、自炊はあまりしません。僕の家もキッチンはなく、シンクのみです。
一人暮らしの場合は自炊のほうが高くつく場合さえあります。
というわけで、外食を基本とした場合の食費をご紹介
切り詰め型
食費を健康を損なわない程度に切り詰めた場合、1日200元(約700元)まで抑えることができると思います。
○○飯、○○麺、肉まん(3,4個)などの台湾料理は、1食70元前後で食べられます。
月6000元ですね。
これは食事に楽しみを見出したり、ドリンクスタンドでタピオカを楽しむのをためらうほどの予算となります。
通常型
大きく贅沢もせず、かといって食べ過ぎもせずという生活。
台湾の学生の一般的な感覚としては、毎食が100元を超えてくると高いと感じるようなので、贅沢や間食をしない場合は、1日300元(1000円強)が良い目安となります。
月になおすと9,000元ですね。
豪遊をしないならば、毎月10,000元(約35,000円)を食費に充てると、節約とはほぼ無縁の生活になります。
ちなみに、切り詰めすぎると、必要な栄養もとれなくなり、じわじわ栄養不足に陥ります。
金銭面の問題とメンタルの問題で、食費を月3,000元ほどまで抑えて1ヶ月過ごしたことがあったのですが、貧血になり、立ち上がる度にめまいがするようになってしまいました。
食費を切り詰めすぎることはオススメしません。
特に野菜は不足しがちなので、意識してとりましょう。
食費と家賃がコンスタントに高い
上記のものが留学生活にかかる、大きな生活費です。
ここさえ考えておけば、あとは実はそれほどかかりません。
額は違えど、内訳はだいたい日本とおんなじですね!
ここからは、有ると便利、もしくは額としては多くないけど必須といったものにかかる費用を書いていきます。
通信費
僕がこうして、ブログを更新できるのも、毎月ネットの利用料金を支払っているからです。
オススメするネット生活は、別の安い携帯端末を購入し、テザリングでWi-Fiを飛ばす方法です。
ネット使い放題で年間15,000円ほどで済んでいます。
余談
日本で利用している携帯のSIMカードを入れ替える方法もありますが、余りオススメしません。
例えば、アプリの問題。
多くのアプリはSIMカードで利用者の国を判断しています。
入っているSIMカードによって、利用できないアプリがあったり、LINEに関しても利用できないサービスがあったりします。
この問題はスマホ端末が故障してしまったとき、特に顕著になります。
なので、海外SIMを利用する場合は、日本のとは別に、海外用の端末を準備することをオススメします。
また、日本の端末はSIMフリーだとしても、電波帯の問題で海外のSIMにうまく対応しないことがあるので注意です!!!
日本から持って行ったSIMフリー端末が使えなくて困ったのが、何を隠そう、この僕です。
洗濯
台湾は日本に比べて圧倒的にコインランドリーが充実しています。
ので、コインランドリーが近い場合はコインランドリーの利用を考えるのもよしです。
ひとり暮らしならば1回の費用はだいたい50元前後(180円)くらい、乾燥させるならその2倍くらいの額という感じです。
僕の場合、洗濯の頻度と衣類の持ち運びの手間を考え、小型の洗濯機を購入しました。
留学が半年ほどの人はコインランドリーでいいと思いますが、1年超える人は、安い洗濯機を購入することを考えてもいいと思います。
僕の買った洗濯機は4,000元(約15,000円)の安物ですが、よく働きます。そしてよく水漏れします。
干す手間が面倒ですが、コスト的にはなかなかGoodです。
まとめ
台湾留学に来る人に意識して欲しい大きな出費は、家賃と食費、ある人は学費です。
食費に関しては、当ブログをご参考に、家賃はできれば出国前に現地の人と相談できるといいと思います。
また、留学する以上、たまには豪華な食事をしてみたり、小旅行をしてみたりなんかもするかと思います。
これらは、日頃の食事で贅沢しすぎず、また、散在しすぎなければ、予想外の出費とはなりません。
また、台湾は物価(特に食べ物)が安いため、台湾に来た当初は資金に余裕を感じがちですが、実際はそうでもない場合もあるので、使いすぎに気をつけましょう。
それと、夜市は、おいしくて安くて楽しいというイメージがあるかも知れませんが、生活するならその認識は危ないです。
生活感を掴むまでは、たまの贅沢に抑えておくことをオススメします。
と、いろいろ言いましたが、読者様のほとんどは観光で台湾にいらっしゃると思います。
そんな皆様にはこう言いたいです。
目いっぱい贅沢してもそんなにお金が出ていかないので、じゃんじゃん買いものして、じゃんじゃん食べるといいですよ!
そして、その時は僕を呼んで奢ってください。