インターネットの皆さんお久しぶりです。
このたび、BMWのF800Sが納車されました!
このF800S、2006年発売のバイクなのですが、不人気車だったため、中古市場でも台数少なく、状態の悪そうなのが安くちらほらと売っている状態です。
また、中古車としても非常に人気がなく、ネット民からはさんざん悪口言われてます。泣きそう。
しかし、前々から僕はF800Sの見た目と色が気に入っていたので、、絶対買ってやる!と、状態のいいモノが市場に出るまで待っていました。
そしてついに、入手したわけです。
ピッカァ!(迫真)
おう、BMWオーナーの冷ややかな視線を感じるぜ!
……黄色いので安直にもピカチュウ号と名付け、ピカチュウの顔を貼り付けました。
ポケモンオタク「このカラーだと色違いのピカチュウか、ライチュウという方が正しいのではないでしょうか?」
オタクなんなん?
エンジン
さて、このバイクの紹介です。
800ccの並列2気筒エンジンです。ミドルクラスと言うやつですね。
そういえば、思うんですけど、なんで750ccあたりをミドルクラスって言うんですかね?
どシロートの考えだと400ccくらいがミドルクラスって言えるじゃないかと思うんですよね。
中型バイクなんだし。
さて、話は戻って、このエンジンは360度クランクエンジンといって、2本のピストンが一緒に上下します。
実質単気筒バイクと同じ動きといえますね。
400cc×2個のピストンが一緒に上下するので、それはそれは振動もデカくなるわけですね。
手がシビれちまいますよ!
そこで、普通なら軸に重りをつけて振動を打ち消すようにするんです。
しかしそこは天下のBMW。
上の画像のように慣性バランサーウェイトという腕みたいなやつがを設置して、振動を打ち消してくれるのです。
へえ、すごい!
軸に重りが付いてないので、スロットルを回した時のレスポンスが非常に反応が早く、4気筒並みの反応の良さを魅せてくれます。
ただし、最高回転数はせいぜい8500回転までが良いところで、音も特別良いわけではありませんね。
なので、高回転まで回して騒音ぶちかましててンッギモヂイイイイイイとなれるバイクではありません。そこは残念。
でも環境には良いです。お財布にも。ご近所にも。
どっちかと言えば、出力特性はモッサリ感があります。
ちなみに、現行型のF800シリーズはこの腕を取っ払って、軸に普通のおもりをつけています。
270°の普通のエンジンになってしまいました。
乗った感触
なんつーか、BMWのバイクに乗ってるってだけで王様になったようないい気分なんだよな⇧
オラ!どけどけ他の車共!(運転適正なし)
……という冗談はさておいて
前述したとおり、パワーはあるけど過激すぎないもっさり感と、良い意味で機敏すぎない車体の特性が、ワインディングで安定感を発揮してくれます。
やっちゃダメだけど、安心してくねくね道を爆走できるバイクです。
当然、高速走行も楽チンです。時速100㎞程度じゃ振動も全然気になりません。
コイツの問題としては、1速でクラッチを完全につなぐことのできる速度が時速15~20㎞で、渋滞にハマれば鬼の半クラで耐える必要が出てきます。
都内の渋滞は車を恨みたくなるほどにキツいです。
まるで握力トレーニングッ!
左手の握力だけ強くなっちゃうんじゃ〜🥳
1速/時速20㎞で大体1800~2000回転です。
のわりに、6速で時速80㎞で3000回転まで回るのですよ。
クロスレシオなこの特性が峠では活かされますね。
免取りも夢じゃないぜ!
来いよ!白バイ!オッラーン!
ちなみに1,043ccを誇るNinja1000は時速10㎞以下でも半クラいらずですって、やーね。
燃費

コイツは燃費が良いことで定評があるんですよ。
確かに、ネットを見ると、みんなリッター25㎞とかでてます。すごいね!
でも、いざ僕が乗ってみると、リッター20㎞届かないくらいしかいかないんです。
あれ?運転が雑すぎるんですかね……。
(追記)
もう3,000kmくらい乗ったんですけど、相変わらずの燃費です。
燃料漏れてるんじゃないかと思っちゃいますよね〜
ベルトドライブだよ
多くのバイクはチェーンで動力を伝達するチェーンドライブです。
自転車と同じでチェーンで後輪を回します。
しかし、F800Sはなんとベルトドライブ。パッツパツに張ったベルトで後輪を回します。
チェーンと違って注油もいらず、寿命も長いのでいいことづくめです。
さらに騒音もほぼないのでいいですね。(でも結局、エンジンの騒音がデカイんだよなぁ)
ちなみに、BMWはシャフトドライブが伝統なので、ここも見下されるポイントになるそうです。
やーね、そういうとこよ。バイク界隈。
故障が怖い
バイクは事故りやすいので、車両保険が基本的につけられません。
つけたら保険会社が潰れます。
というわけで、車両保険には入れないので、事故って壊さないように気をつけて乗りたいところです。
ところがどすこい、バイクは事故らなくても壊れます。
そう、故障です

日本メーカーのバイクの五年以内故障率が10%程度なのに対して、BMWのバイクの故障率は驚きの40%超え。
もはや壊れることが正常なんじゃないかという。
ポンコツかな?(悪口)
しかもパーツ代は国産車の3倍程度。
んなわけで、壊れると地獄を見ることになります。
とくにABSユニットの故障は余裕で何十万という額が飛びます。
う〜ん、壊れたらブログ引退ですね。
とりあえず今は、日常的に一生懸命手入れして「壊れないでくれよ~ん?」とバイクに話しかけるくらいしかできません。