レブルで峠を攻めてはいけません。
と、レブルに乗るモトブロガーさんが言っていました。
しかし僕は思いました。
そんなレブルで山道速かったらかっこよくね?と。
アホである。
レブルはポテンシャルが高い
アメリカンバイクと言えばもっさり挙動で、傾けられない。
というイメージが強いですが、レブル君は、そのイメージに反して結構きびきび走ります。
むしろ速いと思います。
ただ、ステップの位置の問題で、攻め込みすぎると路面と干渉してしまうという問題があります。
ほら、ステップがガビガビに。
路面にステップをこすって火花を散らせられるほど傾けられるバイクということです。
そう、言い変えればレブルの性能はステップによってセーブされていると言っても過言ではありません。
そこでバックステップ
そこで前回スリップオンマフラーでもお世話になったオーバーレーシング様でレブルのバックステップを注文しました。
バックステップというのは、スポーツバイクなんかがバンク角(傾けられる量)を稼ぐためにつけるものです。
つまり、ひらひら攻めた走りをするバイクのための装備なんですね。
それをアメリカンバイクであるレブルのためにわざわざ開発して販売しちゃうオーバーレーシングさんってやばいです。すごすぎ。
さっそく取り付け
夏場なんで、汗だくになってやりました。作業の難易度自体はそんなに高くありません。
あと、写真のようにレブルって新車でも塗装されてない部分がエライ錆びがちです。見つけるたびに、防錆処理してます。
ブレーキ側作業途中。
取り付けるとこんなかんじ。
ステップのデザインが、エンジンの雰囲気とマッチしています。
かっこいい~
ちょっと遠いですが、シフト側。
かっこよくてすっきりした印象になりました。
カスタム感がたまらんですね。
性能も大事ですが、見た目も大事です。
走ってみた感想
当然ですが、足元が窮屈になります。純正って快適なんだなあ。
ホーネット250に乗ったときと近い感覚です。
ステップの形状も、足の乗せ心地は悪くなりますし、雨で濡れたときも安定感が落ちます。
とはいえ、バックステップを付けたスポーツバイクなんて、みんなこんな感覚なので、乗りにくさは特筆すべきものではないですね!
そんなことよか、すごいのは、車体を倒しこめる量です。
ステップが路面に干渉しないので、安心して車体を傾けてコーナーを通過できます。
ノーマルステップでは封印されていたレブルのポテンシャルを最大限に引き出して走れます。かなり速いです!
元々の車体性能が良いので、これなら250ccのスポーツバイクにも勝てるんじゃないかと思います。
あと、シフトの操作感が純正よりも好きですね。ニュートラルにもかなり入れやすい気がします。
まさに、羊の皮をかぶった狼に化けたといった感じです。
タイヤは変えたほうがいいかも
レブルの純正タイヤはダンロップのアメリカン専用タイヤなので、もし可能であればタイヤも一緒に変えたいところです。ピレリとかメッツラーとかのラジアルタイヤに!
純正タイヤは走っていて、限界が低いのかリアが外に滑りやすいです(気のせいかな?)
でもバイアスタイヤなので、急にズルっと行く感じはありません。
ガチ攻めバイクにしたいならタイヤ交換を強く勧めたいです。
速いアメリカンにしたいならマストバイ!
僕は「遅そうに見えて速い」というのが大好物なので、買ってしまいました。
ただでさえ結構速く走れるレブルが、さらに速くなりますよ。
ただし、もう一度いいますが、標準タイヤだと、ノーマルステップ装着時には縁が遠かった「タイヤの限界を超える」現象が起こりやすくなるので、気をつけたいところです。
とにもかくにも、レブルで峠はもっと攻められる。ということが分かりました。
追記:
もっと攻めたくなったので、BMWの大型スポーツ買いました。
でも、峠の下りはやっぱりレブルのほうが早いし楽しいなぁ。
あと街乗りの機敏さもレブルのほうが……。