こんにちは、ふぐです。
今日も今日とてバイク談義です。
このブログはバイクブログになってしまうのか……?
まず、安全運転が大事
僕は道交法を遵守しています。街中でも絶対に安全確認をし、標識を守ります。
ただし、僕は五年前に峠で車をぶっ壊しています。
なんでだろうなあ?(すっとぼけ)
いや〜、なんでかわかりませんけど、くねくねした道では何度かヒヤッとする思いをしました。
……なんでかはわかりませんけどね!
しかし今のところ、対人対物事故、違反ナシな僕です。
みなさんも、事故はくれぐれも起こしませぬようにお願いしますね〜。
あと、白馬の王子様こと白バイもこえーですよ!
コーナーはアウトインアウト?
この項目が最重要事項です。ぶっちゃけこの知識だけ有れば、早くなれます。
アタマ文字Dとかいう漫画のおかげで、カーブをコーナーと呼び、そこをアウトインアウトで通過するのはもはや一般常識となっています。
アウトインアウトとは、このように、外側から内側に切れ込むように入り、また外側に抜けていくことで、車速を高く保ちすばやくコーナーを抜けるというテクニックです。
しかし実際の公道でそんな走り方をすると、あの世へ片足ツッコむようなモノです。
更に曲率がキツくなるコーナーだった場合や、コーナーの先に障害物があった場合、この走り方では対処できません。
理想は、あらかじめ内側に寄り、コーナーの奥まで行き、コーナーのその先を目視で把握してからスパッと曲がるのが安全かつ早いです。
あと、奥に行くまでにある程度の余裕を持って曲がれるように減速しましょう。
サーキットとは逆で、一つに見えるコーナーでも、複数に分けて考えて曲がります。
公道は道幅が狭く、対向車もいますし、路面がこの先どうなっているかも分からないので、アウトインアウトではなく、コーナーの奥のほうまで走ってから速度を落として一気に倒して曲がるようにしましょう。
アウトインアウトに比べて、明らかな減速をするうえに、余裕のある曲がり方が出来るので、体感では遅いかもしれませんが、早いです。しかも安全。
はい、実質今日のお話終わり~。
これさえマスターすれば、もう早く走れるも同然ですぜ。
倒せば倒すほど曲がる?
バイクは曲がるときに傾けて曲がります。
しかし、実際に「傾ける」という意識で走ると遅くなります。というか曲がりにくくなります。
「重心を曲がる方向に寄せる」という意識を持つのが正解です。右に曲がりたければ、右のおしりの外側に重心をもってくることを意識します。
傾けることを意識してはいけません。
傾ける意識を持つと、特にレブルのようなバイクは曲がり出しが遅くなりがちです。
また、レブルは調子に乗って傾けすぎると、車速が30㎞/hであろうとステップをガリガリと擦ります。
僕も何度も擦っていますが、非常に危ないので気をつけなくてはなりません。
体の動かしかた
傾けすぎずに曲がりたいときに、リーンインというテクニックの出番です。バイクの傾きより更に上体を内側に傾ける動作です。
ただし、慣れないうちからやると全然曲がってくれないので、最初は重心だけを意識して曲がれるようにした方が良いでしょう。
リーンインでも、やはり重心はバイクのシートの端っこにそして下向きに行くように意識しましょう。上体を傾けてるからといって、コーナーの内側に重心を持ってくる意識が強すぎると、かえって曲がれません。
ハンドル操作
これはハーレー乗りから聞いた、アメリカンで速く走る方法です。
どうしてももっと早く曲がりたい人のためのワイルドカード的存在です。
左が自動車のハンドル、右がバイクのハンドルです。どちらも40㎞/hで走行しているときに、時計回りにハンドルを切ります。さあ、車体はどっちに進むでしょうか
二輪車(バイク)はハンドルを切った方向とは逆に進みます。
これを逆操舵といいます。
この現象を利用して、左コーナーでは右に、右コーナーでは左にハンドルを切る意識でいると、ぐいぐい曲がっていきます。
しかし、逆操舵はバランスを崩す状態を利用した曲がり方です。
静止状態でも、ハンドルをぐいっと右に切れば、左によろけるのは想像できますよね。その不安定さを利用して曲がっていくのです。
レブルのようなバンク角を稼げないバイクはこの逆操舵を意識するとかなり早く走れるのは事実ですが、その分操作感はシビアになります。
- ハンドルへの力の入れ方を間違えれば急に切れ込む
- 脱力が理想だが、逆操舵中に脱力すると、今度はハンドルが曲がりたい方向に切れ込むのでその瞬間は前のタイヤの接地感がなくなる(←結構怖い)
個人的には常用することはあまりオススメできません。早いには早いですが、リスクのほうが大きい気がしました。
タイヤの端までつかえ?
よく、バイクはしっかり傾けてタイヤは端っこまで接地しろという人がいます(特にオジサン)
ダメです。危ないです。
しかも、多くのバイクが利用しているバイアスタイヤはそもそも端っこの限界まで使う走りを想定したモノではありません。
まさに傾ければ曲がるという思想を具現化しています。やり過ぎるとふつうにスリップダウンしてコケます。
実際はいかに傾けずに曲がれるかが大切です。
ちなみに端っこまで使うタイヤもちゃんとあって、これはラジアルタイヤといいます。これを使っている上級者はこんなこといわなくても分かっているので説明は省略します。
おわりに
とにもかくにも安全運転だいじですよ!
僕は四輪でも二輪でも怖い思いをしているので、身にしみて分かります。
早く安全の秘訣は減速して曲がる。これにつきます。
そして究極の安全は乗らないことです。
梅雨でビックリするくらい雨続きですね。
僕は雨だと乗りません。
いや~、安全安全。