【真面目な記事】合気道はやらせとかいうじゃん?本当は強いんですよ。強い人が少ないだけで

生活

こんにちは、合気道を3歳から始めてもう21年目のふぐです。

先日

(自称)合気道できる人間が、「手を貸して」とやってグイーッとやってくる一連の流れなんなん?

という記事を見ました。

 

えっ、なにそれは……。

 

というわけで今回は巷で強いだとかやらせだとか言われている合気道についてです。

合気道って強いんか?

結論から言うとめっちゃ強いです。っょぃ。

でも、実践的でインスタントに強いのは間違いなく柔道とかボクシングですな。圧倒的に。

肉体的な強さに重点を置いているので、強くて当然と言えば当然です。

 

他方、合気道は神道的な要素を含み、精神性を技に持っていくため、型だけを必死に覚えてもあまり強くなれないのです。

また、自分から倒しにいく武道でもないので、敵意を向けてこない相手をシバくなんてことはしません。

 

だから、無抵抗の相手の手をグイーとやってくるヤツはナンセンスですし、そんなことしちゃう精神性を持っている時点でVERYザコです。

いきなり顔面にパンチとかすれば勝てる。

あと、両手で掴むと「そうじゃなくて片手!」と怒る人もいるそうですね。

片手取り両手持ちという、相手から両手で掴まれる技もあるので、そんな事を行っている時点でもうダメダメです。

本当の強さとは?

でも、僕が思うに本当に強い人ってのは無敵な状態のことです。

 

はぁ!?無敵なんだから強いに決まってんだろうが!

と思いました?

 

違うんですワ。

そもそも皆さんが想像する、マリオ的な無敵状態てのは、無敵とは言うものの、実際には敵いるじゃないですか。クリボーとか。

敵が存在しているけど、絶対に負けないから、比喩的に敵無し=無敵

って事じゃないですか。

 

でも、人間が目指すべき無敵ってのは、本当の意味で敵を作らないことなんじゃないかと思います。

フィジカル的にめっちゃ弱くても、世界中の誰もが「この人とは戦いたくない」と思えれば、それは無敵なのです。

 

さて、話は戻ってきて、合気道の重要な精神性の一つに「包容力」というものがあります。

相手を能動的にどうにかしてやろうと思うのではなく、相手を受け入れる気持ちを持つことが大切なのです。

こちらからハングリーに反撃するものではありません。

 

合気道は自身の精神の在り方が身体を動かすのです。

なので、精神性を理解しないことには強くはなりません。

そして、そのような精神を持つ人間は自分から見せびらかすようなマネは絶対にしません。

 

合気道がめちゃくちゃ強い人は、精神を磨いて、技に反映させつつも、その技を使う必要の無い「無敵」の人生を歩むことを目指しています。

 

つまり、聞かれてもないのに合気道を披露するのは「弱い人間」ばかりです。

世の中で、合気道が弱いとかやらせとか言われるのはここに原因があるんですね。

 

合気道が弱いのではなくて、合気道をやっている多くの人が弱いというのが現状ですね。

ルールにも縛られない武道なので、本来は強いのです。

余談

武道といえば、柔道って実践的で強いですよね。

防衛省の柔道めっちゃ強い人と合気道の練習に付き合ってもらったことがあるのですが、すごかったです。もうバチバチに芯が通ってました。こわい。

 

さて、そんな柔道ですが、こちらは無抵抗の相手を思いきりしばくことが出来るタイプの武道です。

 

そして、以下に語るは僕が直接知っている話です。

某大学の柔道部の主将は彼女に気に入らないところがあると、日常的にボコボコにしていました。

顔面を思いっきり殴って流血させたりもしています。

 

救いようのない精神性ですよね。でも柔道という土俵の中ではかなり強い人間です。

でもこれを本当に強い人間とよべますか?

 

せっかく理性のある人間に生まれたのですから、精神的な強さを持ち合わせて戦わない人生を歩みたいですね。

 

とか語っている間にボコボコにされるんじゃないかと思いました。